08 12月 女性のキャリアを考えるイベント (2012)

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今回のイベントのコンセプトとしては「自分のキャリアについてイメージできていない」ということが発端です。そこで参加者には、まずは「イメージできていない、考えられていない」ということをワークによって可視化してもらい、ゲストの方々のお話を聞いて次に行動すべきことを見つけてほしいと思い、当イベントを企画しました。

【ゲスト】
◆首藤道子さん◆
(大手製薬メーカー勤務)
1992年 地元大学 薬学部卒業後、大阪の製薬メーカー入社 学術部に所属
医療関係者・患者からの問い合わせ対応、営業部への研修、資材の作成・チェックが主な業務。
退社後、2か月間イギリスに(なんちゃって)留学し、結婚。
薬局にて管理薬剤師を務めながら長女、長男の育児。
長男が3歳になったころに、製薬会社に復帰。東京への転勤命令があり家族全員で引っ越し。
現在まで、学術にて、臨床研究に関する業務に従事
モットー:「がんばりすぎない。投げ出さない。またいいことあるさ!」
趣味:スキー、絵画、ゲーム

◆田和真希さん◆
(武庫川女子大学非常勤講師。女性のためのライフプランニング・時事問題・英語担当)
カナダからの帰国子女。大学在学中に結婚をして22歳で長女を出産。
大学卒業後、24歳で長男、28歳で次男をもうけ、30歳から大学院で国際政治を学ぶ。
33歳から現職。
8年前からキャリア教育の「女性のためのライフプランニング」を担当し、
「一生働く大切さ」を女子大生に説いている。ファイナンシャルプランナー。
好きな言葉:「一生懸命なら人生無駄なことはない」
趣味:ゴルフ・世界中にいる友人を訪ねること
著書:女性のためのライフプランニング(大学教育出版)

◆福本亜紀子さん◆
(世界的に有名なレストラン:NOBU RESTAURANTSへのテーブルウェアの輸出、出店のサポートを担当)
新卒で株式会社リクルートに入社し住宅関連の広告に製作に従事。
会社の利益を最先端で集めて来る営業という部署でコミュニケーションの重要性を学ぶ。
その後、「海外と繋がりのある仕事がしたい!」との一心で、当時、米国でブレイクし、
日本に再上陸したSUSHIレストラン NOBU TOKYOの現場スタッフとして勤務。
長女を出産3カ月の休養後、再び、世界に展開中の
NOBU RESTAURANTS WORLDWIDEの食器ソフトサプライ事業へ参画。
2003年に独立し、その事業をそのまま担当。現在5大陸28都市 30店舗と取引しており、
世界一有名なすしレストランへ、食器やキッチングッズ、日本を演出する商品を企画開発し、輸出中。
最近の好きな言葉:まだ、ここに、ない出会い。
趣味:ユニークな料理を考案すること。子連れで海外旅行。

【各コンテンツの詳細】
1.ライフプラン作成
参加者の方に、「〇歳の時にこのようなことをしている」と20~70代までのライフプランを作成してもらいました。目的は、参加者のみなさんに「将来について考えられていないのではないか」を目に見える形にし、気づいてもらうことにありました。

しかし、参加者のみなさんは就職、結婚、出産、定年後…というようなおおまかな人生設計は決まっているようでした。ただ、20代の人生設計より、40代・50代の自分を想像できていない人が多かったと思いました。

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2.パネルディスカッション
次にゲストの方々とのパネルディスカッションを行いました。目的は、ゲストの方々の話を聞いて先に書いてもらったライフプランに対する考えをさらに深めてもらうことでした。パネルディスカッションの軸となったのは①「結婚する前と後、結婚後と子供ができた後で何か変わったか」②「仕事と両立しつつ、家庭で大事にしていること、仕事で大事にしていることは何か」という2つです。質問はキャリア=「仕事」ではなく、「家庭」にも焦点を当て、結婚・出産の話を交え赤裸々にお話していただきました。

ゲストの方々のターニングポイントとなったのは「結婚」より「出産」にあったようです。一番印象深かったお話は「家でずっと子供と2人でいることは、必ずしもよいとは限らない」ということでした。お子さんを保育園に預けて仕事をし、でも夜はしっかり見つめ合う時間をとるという話に感銘を受けました。子育ての中でも自分が「続けたい」と思う仕事をし、悩みも多かったとおっしゃっていましたが、ゲストの方々は輝いているように見えました。旦那さんも家事を手伝ってくださるというように、家族の方々としっかり協力し合って人生を歩んでいて、自分の将来の見本となるようなお話が聞けました。

3.ライフプラン見直し
パネルディスカッションを聞いて考えを深めた後に、参加者の方に初めに書いたライフプランの見直しを行いました。計画を実現するために、「明日からできる行動」を考えてもらいました。目的は考えを深めた後で、ライフプランをもっと明確なものとして、まず自分で行動を探索してみるということにありました。

ゲストの方々に参加者がライフプランの見直しをしているところを見て周ってもらいました。参加者とゲストの方の話が弾み、この段階で多くのアドバイスをもらいました。「子育てに寛容な企業をまず見つけたい」という声が多くあり、多くの参加者が興味津々にゲストの方の話を聞いていました。

4.グループディスカッション
行動を探索してもらって、ライフプラン作成上での質問やパネルディスカッションで生じた疑問を解決してもらうためにグループディスカッションを行いました。目的は「明日からできる行動」をより明確にしてほしいということです。

どのグループも自分が描く将来像や、それに向けてどのような行動をしたらよいかなど熱く議論していました。参加者1人1人がゲストの方とコミュニケーションをとり、熱く語っていました。ゲストの方の意見を皆さんが参考にしていたようです。時間が足りない、と言われるほど多くの議論を各グループで行っていました。

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5.交流会
最後にお菓子や飲み物を用意して交流会を行いました。ゲストの方々や参加者たちが自由にコミュニケーションするために場を設けました。

ゲストの方々に質問していたり、参加者同士で話し合っていたり、各々が自分の聞きたいことや話したいことを話していました。より楽しい雰囲気で話し合っていたように思います。

今回のイベントで、参加者の方々がライフプランを考えたということ自体が、自分の将来を考える一歩だったと思います。さらに明日からできる行動を見つけて、実践しようと決意をかためていました。これからのみなさんの「キャリア」育成につながると非常に嬉しいです。
今後もNPO法人JUKEは様々なキャリアイベントを行っていきますのでよろしくお願いします。

文責:泉澤 梓織(東京女子大学)

EVENT INFO:

イベント名>>
選び取れるかはあなた次第!満足できるキャリア選択のための仕事・家庭・出産のイロハ
開催日時・場所>>
2012年12月8日(土)13:00~16:30
DHCコミュニケーションスペース
参加人数>>
大学生 15名
社会人カタライザー 10名
ゲスト>>
首藤 道子氏(大手製薬メーカー勤務)
田和 真希氏(武庫川女子大学 非常勤講師)
福本 亜紀子氏(NOBU RESTAURANTS WORLDWIDE関連事業)

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