20 Mar シンガポールイベント (2016)

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2016年3月20日、シンガポールにて「グローバルに働くとはどういうことか」を知り、考えるイベントを開催しました。グローバルに活躍されている日本人4名によるパネルディスカッションと、参加者自身が今後のキャリア・アクションを考えるワークショップを実施しました。

■イベント当日の様子

(1) パネルディスカッション

第1部では、多様なバックグラウンドを持つパネラー4名をロールモデルとし、グローバルに働く選択肢やマインドセットを学ぶことを目的としたパネルディスカッションを実施しました。
アジェンダは以下の3つです。

①これまでや現在仕事・働き方について
②現在の仕事・働き方を選んだ理由について
③現在に至るまでの努力や、学生に向けてのアドバイス

上記の②③のアジェンダについて、お話いただいた内容を一部抜粋してご紹介いたします。

中川さん “(「目標は、ビジョンなどに基づいて決めているのか、興味に基づいて直感的に決めているのか」という質問に対して)−−どっちかというと、直感ですね。シンガポールに来たのも直感だし、現在の仕事をやりたいと思ったのも直感だし。でも、直感って結構当たっていると思うんですね。そこを疑わず、素直に行動を起こせば、意外とできちゃうもので、そんなに難しくない。行動を起こしてみてから、「やばい!」と思ってがんばるわけですけど(笑)”

小川さん “−−これ以上、成長するには、自分のいる環境を変えるしかないなと思ったんですね。英語の能力もそうだし、いろんなバックグラウンドの人、いろんな価値観の人、いろんな人生を歩んできている人に出会うことが自分のインプット、アウトプットを変える。(結果的に、)自分の仕事だけじゃなく、人生全体に対するプライオリティーとか価値観も変わっていると感じます。シンガポールで出会った人たちの話を聞くことで、いかに自分が小さい世界で生きてきたんだろうと日々感じています。”

村石さん“(シンガポールで働くきっかけとなった、学生時代のインターン経験について)−−最初から思いついたんじゃなくて、やりながら思いついたんです。学生時代、海外でインターンシップしたいと思いつつ、探してもあまり募集がなかったんですね。思いついたのが、とりあえず電話をかけてみよう、と。グーグル検索でマレーシアの企業を調べて、そこからいくつもピックアップして電話をかけていったら、たまたま人のつながりであるベンチャーでインターンできることになったんですよね。やりながら思いついたことを、ひたすらやっていって。”

足立さん ”−−目標を決めるとか、やってみたいことを決めるのもあまり深く考えて決めるタイプではないんですね。どこに就職するとか、悩まれると思うんですけど、悩んでも悩んでも、入ってみるまで何が正解なのかわからないじゃないですか。レストランに入って何を食べるかを選ぶくらいの心持ちで選ばないと。今日はこれを食べてみるけど、美味しくなかったら明日は別のものを食べればいいや、みたいな。何かを選択するときには、とりかえしがつかないことではないっていうのを心がけています。だから、「自分の人生決めるぞ」ではなく、「とりあえず面白そうだから」で2〜3年やってみて、その先はそこでの経験や新たに生まれるであろう選択肢を踏まえて決めればいいんだと思います。”

4名のパネラーの方々は、それぞれ異なるバックグラウンドや価値観をお持ちでしたが、
「自分の直感を信じ、失敗を恐れずに挑戦してみる」
「とにかく一歩を踏み出し、行動しながら道を模索する」
といったスタンスは共通しており、グローバルに働くうえでは不可欠な要素であるのかもしれません。
③の「学生に向けてのアドバイス」もやはり「旅をする」「地図を持たずにバックパックする」「沢山の人に会う」など、考え過ぎず、先ずは興味のあることをやってみることの大切さについて、多くのアドバイスを頂きました。

パネルディスカッションの進行中も参加者から積極的に質問が出るなど、会場は熱量の高い雰囲気に包まれ、大いに盛り上がりました。

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(2)ワークショップ

第2部では、パネルディスカッションで学んだロールモデルの働き方、経験、およびマインドセットなどをもとに、参加者自身のキャリアや今後のアクションについて考えてもらいました。

ワークシートを用いて、各々の現在思い描くキャリアの方向性、グローバルな環境をどう生かすのか、今後どのようなアクションが必要か等を書き出してもらい、グループごとにパネラーや参加者同士とワークシートの内容について議論してもらいました。

普段なんとなく考えていることを言語化して、現在の目標や悩みについてパネラーや参加者と話すことで、参加者は自身の考えを落とし込み、新たな気づきを得ていました。当初、多くの参加者がグローバルに働くことに興味はあるものの、どんな方向に進みたいのか決められず、どんな行動を起こすべきか悩んでいる様子でしたが、「長期休暇は帰省するつもりだったが、シンガポールでインターンに挑戦したい」「たくさんのロールモデルと出会い、自身のキャリアを考えるために、多くの社会人に会いに行きたい」など、最終的に今後のアクションを設定し、持ち帰ることができました。

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最後になりますが、JUKE設立以来2度目となる海外実施でのイベントを、今回、無事に実施できたのは、ご参加いただいた学生の皆さま、パネラーの方々をはじめとし、ご協力いただいたすべての皆さまのおかげです。この場をお借りし、心より感謝申し上げます。

NPO法人JUKEでは、高校生、大学1・2年という早い段階からキャリアについて自ら考え、行動するきっかけを提供するため、今後もより多くの高校生・大学生向けにジョブシャドウイングを提供していきたいと考えております。引き続きご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願い致します。

文責:土田 燎野(中央大学商学部4年)

EVENT INFO:

イベント名>>
海外で活躍する日本人から学ぶ「私たちがグローバルな働き方を志す本当の理由」
開催日時・場所>>
2016年3月20日 14:00~17:00
シンガポール / ACC EduHub 9 Penang Road, Park Mall Unit No: 13-19  Singapore 238459
パネラー>>
小川 麻奈氏
新卒で日本の人材会社に入社。また、日本人女性の「なりたい」を支援するコミュニティ「Girls Bee」を代表として運営。2015年からシンガポールに移住し、人材リサーチ会社に参画。
村石 詠莉紗氏
日本の大学を卒業後、シンガポールにて米系リサーチ会社に新卒入社し、更に米国資本の大手企業に転職され、現在は日本を含むアジアのマーケティングや営業サポートを担当。
足立 元氏
日本の大手総合商社に新卒で入社し、金属資源分野での事業投資、開発、ファイナンス組成等を担当。現在はシンガポール国立大学にてMBA留学中。
中川 正道氏
21歳からブックオフでの子会社経営や新規事業に立ち上げに13年間従事。現在はシンガポールにて日系企業の海外進出をサポートするスタートアップを経営。

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