31 Dec 慶應SFC ジョブシャドウイング (2014)

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12月6日〜13日の8日間を通じ、慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパスの学生7名を対象に、ジョブシャドウイング・プログラム(※)を提供いたしました。
※ジョブシャドウィング・プログラムとは、高校生・大学生が社会人の就業時間に一日密着し、「仕事」をリアルに体感してもらうキャリア形成支援プログラムです。働くこととはどういうことか?、社会人はどのようにして働いているのか?といった「仕事」に対するさまざまな疑問を解決し、大学生がよりリアルに、将来のキャリアの多様な可能性について認識するきっかけを提供する目的で運営しています。

JUKEのジョブシャドウイング・プログラムでは、学生の学びを高めるため、仕事見学(企業訪問)だけではなく、事前・事後の勉強会を実施しています。ここでは、12月6日、13日に実施された「事前勉強会」「事後報告会」の様子をご紹介します。

◆◇ 事前勉強会 ◆◇
1)開会
今回のジョブシャドウイングは、会場が研究室ということもあり、アットホームな雰囲気でスタートしました。まず、参加者ひとりひとりから「生まれ変わったら何になりたいか?」というユニークな質問に答える形で自己紹介を行った後、弊団体代表の岡田より、ジョブシャドウイングに参加する意義についてご説明させていただきました。

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2)ワークショップ
ワークショップでは訪問企業ごとのチームに分かれ、参加者がそれぞれ訪問する企業の業種・職種分析を行いました。バリューチェーンと言われる付加価値の連鎖の構造を検討することで、訪問企業が果たす役割や、企業内で行われている「仕事」を想像し、業種・職種の認識を広げていきました。
普段は考えたことがない課題に戸惑いつつも、社会人サポーターと議論をしながら真剣に検討を進めている学生の姿が印象的でした。

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3)プレゼンテーション
訪問企業ごとのチームから、それぞれがワークショップで話し合ったことを発表してもらいました。参加者は、他の学生が訪問する企業について知ることで、自分が訪問する企業と比較検討したり、業種・職種を捉える新たな切り口に気づくことが出来ます。
質疑応答の場面では、参加者の学生・社会人から多くの質問が問いかけられ、企業訪問の動機づけにも繋がったようでした。

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4)質問シートの作成
質問シートとは、訪問先で明らかにしたいことを質問形式で整理したリストです。このリストは、ジョブシャドウイングの特長でもあり、仕事見学(企業訪問)を行う上で非常に重要な役割を果たします。参加者全員、ワークショップを通して疑問に思うことが増えたようで、学生の質問リストはあっと言う間に埋め尽くされてしまいました。

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事前勉強会では、学生・社会人が交じり、活発な議論が行われました。はっきりとした答えが出せない疑問を内に持つことで、ジョブシャドウイング訪問時に、より多くの学びを得ることが出来ますが、参加者にとっては、その目的を十分に果たすことが出来た事前勉強会であったと言えるのではないでしょうか。

◆◇ 事後報告会 ◆◇
企業訪問終了後の12月13日には、ジョブシャドウイング事後報告会が行われました。
事後報告会の参加者が研究室に集合し始め、最初に気がついたことは、事前勉強会よりも学生の表情がキラキラしているということです。運営スタッフ一同、どのような発表を行うのか、とても楽しみになりました。

1)発表準備
発表準備ではまず、訪問先ごとのチームに分かれ参加者それぞれが得た異なる発見や、解決できた疑問をグループ内で共有し合いました。
チーム内での資料作成では、事前勉強会よりも話し合いがスムーズに進んでいる様子で、学生に対して社会人スタッフからの質問も盛んに行われていました。とても楽しそうに自分の経験を語る学生の姿に触れ、運営スタッフとしてもジョブシャドウイング開催の意義を大いに感じ、嬉しくなりました。

2)発表
各チームから、ジョブシャドウイング当日の流れ、発見したことを発表してもらいました。社会人の働き方が自分のイメージとは異なり驚いたという感想や、見学だけでなく、学生としての意見を求められたり、訪問先企業の社員さんと議論を行う機会があったりと、多様な訪問体験が発表されました。

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3)弊団体代表からのプレゼンテーション
慶應義塾大学のOGであり、弊団体代表の岡田香より、自分の経験を交えたプレゼンテーションがありました。岡田の経験も踏まえ、ジョブシャドウイングで見てきた「仕事」というものが、どのように自分が実現したいビジョン、自分が向き合う社会課題と繋がっているのかという話がありました。大きな目標も、まずは目の前の「仕事」に向き合うことから始まるのだというメッセージに、真剣に耳を傾けている学生の表情が印象的でした。

4)ワークショップ
最後に、学生それぞれの価値観を明らかにするワークショップを行いました。ここでは、チームをシャッフルし、さまざまな企業に訪問した学生同士でチームを作りました。
「自分が訪問した企業の業種・職種に興味があったか?」、「オフィスの雰囲気・社員の関係はどうなのか?」、「将来自分は誰と何がしたいのか?」という3つの質問を中心に、学生・社会人が交じって意見交換を行いました。

それぞれの学生が感じたこと、将来のビジョン、大切にしているものは異なっていましたが、他の人の意見を聞くことで新しい発見もあったのではないかと思います。活発な意見交換が行われていたためか、ワークショップ終了後も、もっと議論をしたかったという学生も少なくなく、それだけ学びの多いジョブシャドウイングだったということに喜びを感じました。

世の中には、さまざまな仕事が存在します。私たちの多くは、そこからひとつの仕事を選択し、働くことになります。参加者の学生がその決断を下す際、今回のジョブシャドウイングによって選択肢が増え、自分のビジョンに合ったキャリアを歩めることを願っています。

NPO法人JUKEでは、今後も学生のためのイベントを開催していきますので、ご期待ください。

文責:横川和花(お茶の水女子大学2年)

EVENT INFO:

イベント名>>
慶應義塾大学SFCジョブシャドウィング 事前勉強会・事後報告会
開催日時・場所>>
2014年12月6日/13日(土)14時~18時
慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス
参加人数>>
大学生(1年生3名、2年生4名) 計7名
社会人スタッフ 9名、学生スタッフ 4名
受け入れ企業>>
株式会社エーピーコミュニケーションズ 様
国際資格の専門校 アビタス/Abitus 様
芸者東京エンターテインメント株式会社 様

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