20 Oct JUKE BOX #001

岡田 香 さん
慶応義塾大学総合政策学部卒業。当初は環境問題に関心を持って環境系のNPOに所属し、大学でも専攻課題として研究していた。一年後期に感じた疑問をきっかけに専攻を変更し、キャリア教育に興味を持ち始める。卒業後は大手教育会社に就職。


Q1.どのような学生時代を過ごしていたのか、教えてください。
高校生の時は、環境問題について勉強しようと思って大学に入りました。そもそもの原点は、高校でアラスカに留学し、環境問題に興味をもったことです。アラスカに住んでいる方々は氷河が溶けていることを目の当たりにしているせいもあり、温暖化への危機感をとても強く持っていました。
その一方、日本では環境問題に関する危機感が薄いように感じ、「環境問題を身近に感じてもらえるよう啓発活動を行うことで、日本人にも危機感を抱いてほしい」と考え、大学1年間はそのような考えのもと勉強していました。


Q2.では、今は環境系の仕事をしているのですか。
実は今は、環境系の仕事ではなく、高校生の学習や進路支援などを行っています。具体的には高校生向けの進路情報誌の誌面を作るのが今の私の主な仕事です。高校生に分かりやすい形で受験や進路に関わる情報を提供し、彼らが少しでも将来を考えるヒントにしてほしいと思っています。


Q3.どのようなきっかけで、「環境問題」から興味が移ったのですか。
そもそも大学で1年間環境のことを専門的に学んでみて、環境問題に私そこまで興味ないなと思ってしまったんです。環境系の講義もたくさんとったのですが、全くわくわくせず…。ただ、「大学当初の志望は変えたくない」という想いが強かったので、違和感は感じつつも、1年間は環境系の授業を取り続けていました。入学当初の目的を追い続けて成功している先輩も多かったので、当初の専攻を貫く事に憧れてもいました。

しかし、だんだんと興味の持てないことを専攻し続けることに疑問をもつようになり、自分の頭を整理するためにも自分の原点であるアラスカに夏休みに遊びに行きました。その際に、アラスカでお世話になった恩師に、「君の若さで将来の方向性が決まっている人なんて少ない。だから専攻は変えるのは悪いことではないし、大学では悩むだけ悩んで、目標はゆっくりみつければいい。」と言われ、「目標って変えていいものなのか」と気づき、もう一度自分のやりたいことを探すことにしました。


Q4.具体的にどのような行動をしたのですか。
ひとまず環境系のNPOは辞めました。その後に色んな縁があって、学生のキャリア支援を行うNPO法人JUKEに出会ったんです。自分がアラスカ時代にキャリア教育にも興味を持っていたことから、JUKEで活動を開始しました。JUKEでの活動で学生のキャリア支援に関わっている内に、キャリア教育ということにとても改めて興味を持つようになりました。そこで、「高校生のキャリア教育の変革と普及」というのを軸に大学2年生以降は学び、高校生の支援をしたいと思い、今の会社にも入りました。


Q5.目標を変えたことに満足していますか?
色々悩んだ末に今に至りますが、今の仕事にも、自分の専攻を変えたことにも満足はしています。高校生の時の自分が立てた目標に変に固執しなくて良かったなと。今の仕事も直接高校生に関わる機会も多いので、楽しく毎日働いています。


Q6.最後に、学生へのコメントをお願いします!
人は一生懸命考えた分だけきっと、納得する結果が出せると思っています。私自身も、大学4年間は自分の将来についてたくさん悩みました。その中でたくさん試行錯誤したことが、今の自分に役立っています。悩んだときにおすすめなのは人と話すこと。人と話すうちに自分の中にある答えが引き出される気がします。もちろん最後は自分で決めるのが大事なので、一人で考える時間もしっかりとってくださいね。


 
 
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