早稲田大学JS 事前勉強会 (2012)

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[コンテンツ]
(1) JUKE、ジョブシャドウイングの概要説明
(2) 自己紹介、目的意識共有
(3) バリューチェーン
a.バリューチェーン講義
b.バリューチェーン作成、発表、答え合わせ
(4)交流会

1) JUKE、ジョブシャドウィングの概要説明
共同代表からJUKEとジョブシャドウィングについての概要をご説明致しました。

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2)自己紹介、目的意識共有
参加者同士自己紹介と、ジョブシャドウィングに対する目的意識の共有を行っていただきました。プログラムから参加者がどれだけの気付きを得られるかは、参加者自身がどれだけ明確に目的意識を持てるかによって大きく左右されます。
最初は固かった参加者の方々も徐々に打ち解け、いい雰囲気の中、目的意識を明確化できたと思います。

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3) バリューチェーン
まず、「バリューチェーンとは何か」「ジョブシャドウィングをするにあたってバリューチェーンを考える必要性」についての講義を致しました。

バリューチェーンとは、簡単に言えば利益が生まれるまでの業務活動の連鎖のことです。バリューチェーンを学び新たな視点を獲得することで、ジョブシャドウィング本番で得られるものは大きく変わり、今後のキャリア選択にも役立ちます。

例えば、ある企業を業界俯瞰のバリューチェーンで見れば、製品やサービスがエンドユーザーに提供されるまでのバリューチェーンの中でその企業が果たしている役割を把握出来きるため「自分は社会に対してどんな価値を提供したいのか?」という視点で企業を選ぶことが出来ます。また、企業単体のバリューチェーンで見れば、企業活動の中で各部署が果たしている役割分担が見えてくるため、「自分は組織の中でどんな役割を担いたいのか? 」という視点で希望の職種を考える事が出来ます。

こういったバリューチェーン分析のメリットをお分かりいただいた後、実際に「通信会社に関するバリューチェーンを作成する」という課題に対しグループごと取り組んでいただきました。カタライザーの方にアドバイスをもらいつつも、参加者の学生が主体となり議論を進めていく様子が印象的でした。

課題に対してのそれぞれのグループの答えを発表してもらい、様々な考えを共有した後、最後に答え合わせをしました。

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4) 交流会
カタライザーの方々や参加者、スタッフ交えての交流会を行いました。
今回、時間の短い交流会をなってしまったのですが、皆さん積極的にお話しされていて、親睦の深まった良い交流会になったと思います。

グループワークや交流会がいい雰囲気で行えたので、今後の訪問企業ごとのグループによる事前課題の作成や、ジョブシャドウィング後の事後報告会などの参加者同士が協力して行う作業も良いものになるのではないでしょうか。この事前勉強会で得たバリューチェーンによる視点や参加者同士意識共有により、ジョブシャドウィング本番での学びが大きなものになり、各々の得たすばらしい学びを事後報告会で共有することで、更に学びの幅を広げられるはずです。今後のジョブシャドウィングと事後報告会に今回の事前勉強会で得たものが生きてくることを期待しています。

文責:土田燎野(中央大学商学部1年)

EVENT INFO:

イベント名>>
第5回早稲田JS 事前勉強会
開催日時・場所>>
2012年8月4日(土)
早稲田大学学生会館3Fセミナールーム
カタライザー>>
武藤 裕美氏:サービス業の流通チャネル創出を目指して、福利厚生アウトソーシング事業を展開する企業の人事部に所属
久保 佑介氏:ITマーケティング支援を行うベンチャー企業に勤務
恩田 倫孝氏:金型の専門商社にてweb発注のフロー、「売れる仕組み」の構築に従事
遠又 圭佑氏:経営コンサルタントとして中堅企業の再生・事業改善等に従事
杉江 奈々氏:医療機器メーカーでカプセル内視鏡の開発に従事
須田 智徳氏:マーケティングリサーチを行う企業にて人事業務に従事
司会>>
古川 秀:化学品の専門商社で営業に従事

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